先輩社員の声

「試行錯誤」
多くのことを経験して知識を身に付け、自分を変えていきたいです!

令和2年 入社
技術部門 本社 プロダクト製作ユニット

トライアンドエラーで、舞台を支えるプロに

大阪府出身の25歳で、入社3年目になります。小さな頃からバレエ、ダンスの舞台に立つことが多く、大学時代にはコンサートホールでのアルバイトを経験。華やかな舞台をたくさんの人が支えていることを改めて知ることができ、私も舞台を支える仕事に就きたいという思いが芽生え、入社を決意しました。

コロナ禍の入社で、仮配属となったのが技術の部署でした。業務について教えていただく中で、もの作りが好きな自分には技術職が向いていると思い、プロダクト製作ユニットを志望し、入社半年で本配属となりました。

現在は、社内で出荷前の機器を接続し、システムを立ち上げて、ケーブルや機器の健全性を確認しています。線が1本切れているだけで、ノイズが生じたり音や映像が流れなくなったりするので、2人1組でケーブル1本1本に信号が通っているかを念入りにチェックし、音や映像の出方を確認します。

使用する部品や機器のつなぎ方を決めて、図面に起こす業務も行っています。部品には組み合わせや用途、注意事項など決まりごとがたくさんあるので、実際に作業をしながらそれらを覚えているところです。

最近では、半導体不足のため部品が入手困難になることが度々あり、先輩方は必要な部品を想定して先に発注しているのですが、私は経験不足で、発注前に悩むことがあります。そんなときは、同じ部署の先輩方や営業担当、現場の担当、システムを組む業者の方と積極的に話すようにしています。部品が滞りなく手に入るときは相談の必要がなかったので、逆にコミュニケーションを取る機会が増え、多くのことを教えていただけています。今の目標は、「試行錯誤」を繰り返して実績を積み、先輩方に追いつくことです。

新たな思考に触れ、満足できる自分へ

趣味はダンスです。時間を見つけてはレッスンやオーディションを受けたり、振付を考えて仲間とスタジオで踊ったりしています。今年の3月には納入先でもある「梅田芸術劇場メインホール」の舞台に立つ機会がありました。学生時代までは踊ることだけに集中していましたが、舞台袖にある機器が目に飛び込んできて、こんなにもステージの見え方が変わるのだと実感しました。仕事でかかわりのある舞台設備と、ダンスの本番で味わう非現実的なステージ、同じ1つの空間でありながら2つの体験をすることができ、励みになりました。

仕事の原動力は、今の自分に満足せずに成長したいと願う気持ちだと感じています。理系の方に囲まれていて、何気ない会話の節々に見え隠れする考え方や発想が、私にとっては新鮮で良い刺激になっています。たくさんの刺激は、新たな自分に変わるための糧だととらえ、自分にはない思考を落とし込み、これまでやってこなかったことにも積極的にチャレンジしていきたいです。